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オーストラリア海外研修(12) [2010海外研修]

写真右は、メルボルンの北、カールトン公園内にある王立展示館です。
この建物は今から130年前の1880年に開催された万国博覧会のために建てられました。
2004年に、この周辺のカールトン公園とともに世界遺産の文化遺産に登録されています。
写真左は、向かい合う形で建てられているメルボルン博物館です。
こちらに到着した初日、MSJ校訪問直前に内部を見学しました。
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こちらは真冬ですが、オーストラリアの花「ゴールデンワトル」が満開の状態です。
この花の黄色と緑がこの国のナショナルカラーです。
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MSJ校のご招待で、シティーの南、ヤラ川沿いのサウスバンクを訪問しました。
川に映る夜景がとてもきれいでした。
また、夜8時・9時・10時に、いくつか並ぶ塔から巨大なガスの炎が吹き出し、あたりを明るく照らします。
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MSJ校が私たち教員のために準備していただいた宿舎が、
シティーの西にある、ウイリアムズタウンという港町にあります。
ここから、湾の対岸にシティーが望めます。(3枚の写真からパノラマ写真を合成しました。)
MSJ校はさらに、ここから西へ向かった、アルトナという町にあります。
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オーストラリア海外研修(11) [2010海外研修]

学校体験1週目の最終日となりました。
本校生は特別に、この秋に来日されるR.T.先生による英語授業を受けました。
まずはオーストラリア独特の表現についてです。
「G'day」や「mate」などは聞いたことがありますが、
辞書にもないような単語が次々にでてきて、意味もなかなか想像できませんでした。

また、オーストラリア特有の動物の名前を学びました。
カンガルーやコアラもいざアルファベットでとなるとなかなか難しいです。

今回お世話になった英語の先生も当然のようにパソコンとプロジェクターを利用しての授業でした。
今回はたまたま物理の教室での授業で、理科に関係する掲示物などにも興味深いものがありました。
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教室を通り抜け、キャンパスの一番奥にある修道院の2階が本校生の控え室です。
毎日ここまでホストが迎えに来てくれ、そして一緒に帰宅します。
左端が日本語担当のY先生です。右の画像がMSJ校の正面玄関です。
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引率教員がほぼ毎日、生徒達の体調、食事、コミュニケーションをチェックしていますが、
今日は特別に週末の予定などをインタビューし、不安要素なども質問しました。
緊張を隠せない生徒もいますし、出かける予定の生徒もいれば、外出予定の無い家庭もあります。
比較しはじめたらきりがありませんが、それは日本の本来の家庭でも同じ事。
今の毎日の生活、そしてわずかな瞬間も、すべてが一生に一度しかないホームステイの体験です。
是非、有意義な時間を過ごして欲しいものです。



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オーストラリア海外研修(10) [2010海外研修]

 今回は3人の生徒に、ホストファミリーを紹介していただきます。

 私のHost Fatherは医師で、とてもフレンドリーで、様々な場所に連れて行ってくれます。Host Matherは看護師をしています。料理が上手でとてもきれいなお母さんです。Host Sisterもかわいくて、音楽が好きで、おいしい食べ物をたくさん教えてくれます。私は彼女が大好きです。Host Brotherは空手をやっていてとてもおもしろく、家族のムードメーカーです。そしてもう一匹、ペットのトカゲがいます。From K.A.
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 私のホストファミリーは中国系の家族です。ホストとして聖霊生を受け入れるのが今回で4回目だそうです。夕食はいつも家族全員でいろいろな話をしながら食べています。普通はお米を食べますが、日本と違って細長くパサパサします。最初はとまどいましたが、今は慣れて日本のお米がどんな物だったか忘れてしまったような気がします。夕ご飯が毎日楽しいです。From S.Y.
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 私のホストファミリーはホストシスターとその妹、そしてその両親の4人家族です。父のGerryはとても優しく、そして時に厳しく私たちに接してくれます。彼は仕事の関係で夜ご飯の時にしか顔を出しませんが、とても楽しい人です。母のRitaは外国に初めて来た私にオーストラリアのいろいろな事を教えてくれます。私は本当の母親のように感じます。そしてホストシスターのRebekahは親しく私に話しかけてくれ、同じ趣味である「アニメ」について楽しく語り合うことができます。彼女の日本語はとても上手です。彼女と一緒にゲームをしたり、とても楽しい時間を過ごすことができています。その妹のNaomiは一家のムードメーカー的な存在で、彼女といるととてもリラックスできます。彼女はとてもおしゃれです。猫のTussも大事な家族の一員です。彼女の行動は家族全体を明るくしてくれます。彼女と遊ぶことが私の日課になりつつあります。
 私はまだこの家族の一員として生活を始めてから6日しか経っていませんが、この家族とずっと前から生活していたように感じています。留学を経験した人がよく言いますが、私にも第2の家族ができました。ホームステイをして本当に良かったです!From M.U.
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オーストラリア海外研修(9) [2010海外研修]

学校体験4日目を迎えました。
1時間目、コンピュータ教室に移動し、MSJ校生の作成による歓迎ビデオメッセージを見せていただきました。
MSJ生の日本語による解説「MSJの生徒はみんな優しいです。でも、怖いところもあります。」
(バスに乗るときのシーンが映し出されました。こちらでは順番に並んで乗車するということがないようです。)
「なぜなら・・・・、早く帰りたいからです。」
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歓迎ビデオを見終わった後、聖霊の生徒からも質問が飛び交い、授業の実態が明らかになってきました。
1:授業中にiPodを聞いています。→語学の授業の場合は、練習のために許される場合があります。
2:授業中にペットの水を飲んでいました。→水を飲んでも怒られません。
3:授業中にリンゴを食べている生徒がいました。→今年から75分の授業になったので、「体によい物」は授業中でも食べて良いことになっています。
4:数学の時間に電卓を使ってました。→こちらでは数学の授業で電卓を使うのが普通です。
今、日本でもiPadが人気になっていますが、こちらの学校では教科書の代わりに、
すべての教科書の内容を入れ込んだiPadを生徒全員に持たせようか・・・・という驚きの話も出ているそうです。

2時間目、フランシス先生によるスコーン作りの実習です。
もちろん作り方の説明はすべて英語。丁寧にゆっくり説明してくれますから、生徒にも十分理解できたはず。
どのグループもおいしそうに焼き上がり、ジャムとクリームを塗っていただきました。
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072909.jpgお昼休みには、MSJのアニメ部の招待を受けました。
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オーストラリア海外研修(8) [2010海外研修]

メルボルンがあるビクトリア州では、
日本の大学入試センター試験に相当する大学進学のための統一試験があります。
Year12(高校3年)の時点での成績が50%、統一テストの成績が50%の比率で、
合計得点で進学できる大学が決定するということです。
その統一試験が10月の中旬に予定されており、日本語科目の試験に備えての準備が授業内で進められています。
今週の火曜日にYear12((高校3年)の日本語授業のお手伝いもしました。
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日本語の統一試験は、面接形式で「聞く」、「話す」、さらには文法の内容が試される「書く」試験もあり、
全面的な力が試されます。また、単なる語学力だけではなく、日本の知識も問われる様です。
Year12で日本語を選択しているMSJ生達は、アジア系の生徒が多いのですが、
担当のH先生によると、とても真面目に勉強する生徒が多く、成績も優秀だそうです。
また、日本語を学ぶだけにとどまらず、とにかく「日本が好き」という生徒が多いようです。
授業の様子を見させていただきましたが、
かつて聖霊に来てくれた、見覚えのある顔を何人も確認することができました。
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授業の目標は、本校生に「給食」や「お弁当」についてのインタビューをして、
その内容をもとにして特別研究のまとめを発表する、というものです。
この日の授業では、本校生がお手本になる朗読をコンピュータで録画したところで終了です。
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オーストラリア海外研修(7) [2010海外研修]

学校体験3日目、28日は日本語を選択しているYear10(高校1年)、11(高校2年)のMSJ生達と、
こちらでは定番の場所、「ソブリンヒル」(Sovereign hill)へ遠足に出かけました。
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150年前ゴールドラッシュでにぎわった金鉱山を中心に、
その当時の建物・売店が再現された屋外の博物館です。
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小川での砂金探し、ろうそく作り、手作りの飴、コスチュームの着用、金鉱山見学、
などなど様々な体験ができます。
本校生は2グループに分かれ、
現地のスタッフの解説を聞いた後、150年前のコスチューム着用を体験しました。
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もう一つ、この遠足の目的があります。
Year10、11のMSJ生達の日本語トレーニングです。
行き帰りのバスの中、見学地での自由時間を利用して、
MSJ校の日本語担当、H先生が準備されたテキストに従って、
本校生がMSJ生に日本語でどんどん質問を出します。
「学校で勉強している科目はなに?」「一番難しい科目は何?」
「MSJにはどんな規則がある?」「学校では勉強の他に何をする?」
などなど、学校に関係する質問を手始めに盛んに質問をしていました。
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今回の訪問地の公式サイトは次の通りです。www.sovereignhill.com.au

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オーストラリア海外研修(6) [2010海外研修]

現在訪問中の姉妹校、マウント・セント・ジョゼフ・ガールズカレッジ(M.S.J.校)を紹介します。
本校と同じカトリック系列6年一貫の女子校で、1996年から本校との相互交流のプログラムが始まり、
2006年に正式に姉妹校提携を締結しました。

両校の姉妹校提携の目的は、次のように記録されています。
・両校に関わる人々が相互に平和と親善を推し進める
・精神的文化的教育的活動の交流によって理解し、協力し合うよう励ます
・生徒ならびに教職員の友好と学問に対する情熱を促進させる
・家庭滞在、体験入学の機会を通して相互の文化や習慣に対する認識を深める

M.S.J.校は周辺の住宅が増えつつあり、生徒数が徐々に増加し、
どの学年も6クラスの編成になり、校舎の改築・増築が続いています。
7年生(日本の中学1年生)、8年生のための新しい形の教室に驚かされます。
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2010年度から75分の授業が1日4時間という日課となりました。
1時間目:9:00~10:15、2時間目:10:17~11:32、(リセス23分)
3時間目:11:55~1:10、(ランチタイム55分)、4時間目:2:05~3:20

根本的な違いは、1クラス30人以下という人数の少なさです。
選択授業によっては数名での授業も見受けられます。
また、コンピュータの台数も本校とは比較にならないくらい多いです。
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基本的に教員不在の教室には入ることができないため、
昼食は教室では食べられず、外での食事になります。
日本なら「お行儀が悪い学校」ということになってしまいそうです。
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生徒は4時間の授業が終了すると、
チャーターバス、学校脇に駅のある電車、保護者の送迎で全員帰宅します。
補習も部活動もありません。
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オーストラリア海外研修(5) [2010海外研修]

26日、姉妹校での学校体験の初日を迎えました。
初日の1時間目は、日本の中学生に相当するYear7・8・9の3学年の生徒が体育館に集まり、
Welcome Assemblyで私たちを歓迎していただきました。
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両校学校代表の挨拶につづき、聖霊の生徒代表2人は英語で、
M.S.J.校の生徒代表3人は日本語で挨拶しました。
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「このプログラムが大好きです。なぜなら日本のいろいろなことを知ることができるからです。」
このように挨拶をしてくれたM.S.J.校の生徒代表は毎年ホストを引き受けてくれる生徒で、
もちろん聖霊訪問の経験もあります。

式典の後、ホストシスターと共に全員で記念写真を撮っていただきました。
こうして改めて全員の写真を見てみると、
30人の日本の生徒と30人のオーストラリアの生徒が、
短い期間であっても生活を共にして交流することの無限の可能性、
さらには30人もの本校生を受け入れてくださる家庭と準備いただいた学校関係者に対する感謝、
などなど、様々な思いが巡ります。
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学校体験初日、幾分寒い日でしたが、とてもよく晴れ、
帰宅のころでさえ日差しがとても強く感じられました。
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オーストラリア海外研修(4) [2010海外研修]

24日、現地時間早朝7:00に、無事にメルボルンに到着しました。
最初の見学地はクイーンビクトリアマーケット。青果・野菜だけでも、とてもたくさんのお店が並んでいます。
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次に中心市街の西にある聖パトリック大聖堂を見学。
バスのドライバーさんが大きな木の上にポッサムを発見!
本来夜行性の動物なのですが、とても幸運な体験ができました。
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市の北部に位置するフィッツロイ公園。
公園の敷地の中に、イギリスから移築されたキャプテン・クックの生家があります。
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市の中心街へ入り、メルボルンの新しい観光名所、エウレカスカイデッキへ。
地上88階の高さから、今回訪問するM.S.J.校のある西方向を臨みます。
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ヤラ川沿いのサウスゲートへ歩いて移動。ここにあるフードコートで昼食です。
自分の好みのお店で、自己の英語力で注文します。
ヌードル・すし・カレーなど多国籍の料理が並んでいましたが、多くの生徒はピザをほおばっていました。
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奥の2人は、本校の卒業生です。
ワーキングビザで長期間、こちらで仕事に就いているとのことで、
本校の訪問日程にあわせて出迎えてくれました。

昼食後、メルボルン博物館で見学をしたのち、いよいよ現地校へ向かいます。
早朝の到着、欲張りの市内観光でしたので、多くの生徒達はバス内で熟睡状態。
「さあ、到着しましたよ!」の声に、バス内は一転して驚きと緊張の大爆発。
ごく一部の生徒ではありますが、ホスト・ファミリーとの出会いの写真を紹介します。
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来週の月曜日の登校まで、週末はホストファミリーとの生活になります。
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オーストラリア海外研修(3) [2010海外研修]

7月23日今年度オーストラリア海外研修の出発の日を迎えました。
初日はまずシンガポールまでのおよそ6時間の移動でしたが、
引率教員達もこれまで経験したことのないほど、大きく機体が揺れ、
急激な下降もしばしばくりかえされ、驚かされました。
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シンガポールへ入国した後は、あまり見学の余裕はなく、
マーライオンの見学と夕食だけです。
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ガイドの方に全員の写真撮影をお願いしましたが、
多くの観光客に囲まれた本校生の制服姿が、かなり目立っていました。
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シンガポール時間で午後9時、目的地オーストラリアのメルボルンへ向けて、再出発です。
今度も7時間ほどの行程になり、到着はメルボルン時間で24日午前6時ごろの予定です。

今後も海外研修の様子を現地からお伝えします。

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