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オーストラリア海外研修(18) [2010海外研修]

メルボルンでの最後の朝を迎えました。
早朝7時30分、ホストファミリーの皆さんと共にMSJ校に集合。
いよいよホストともお別れです。
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バスへ乗り込み出発。窓越しの「さようなら」です。
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空港でのチェックイン、そして上空からのシドニーの街並みです。
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オーストラリア海外研修(17) [2010海外研修]

いよいよ、メルボルンでの学校体験が最後の日となりました。
MSJ校では例年この時期に、最上級生の12年生のための朝食会があります。
大学進学のための大切な試験が近づき、彼女たちを励ます意味の朝食会です。
床にあぐらをかいて座る彼女たちのスタイルはもう慣れてしまいましたが、
その中に数年前聖霊を訪問してくれた懐かしい生徒の姿を発見し、再会を喜びました。
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この日は広島に原爆が投下されて65年目に当たる日でもあり、
早朝、全校の生徒に向けて、被爆地「Hiroshima」のことが放送でアナウンスされました。
この日の最大の行事は創立記念日(Founder's Day)のミサです。
MSJ校を創設したSr.マリー・マッキロップ(※1)がオーストラリア人として初めて聖人となり、
ローマにおいて今年10月に列聖式がおこなわれます。
今年はこうした特別の創立記念式典として、メルボルンの大司教Denis Hart氏が来校され、
荘厳なミサが執りおこなわれました。
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ミサの終わりに、大司教が私たち聖霊生の席に歩み寄られ、
本校の生徒と教員を祝福してくださいました。
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ホストシスター以外のMSJ生とは今日でお別れです。
ミサの後、7年生の教室を見学したり、
所属クラスから、あるいは親しくなったクラスメイトからプレゼントをもらったり、
お別れの「ハグ」を繰り返したり、名残惜しいひとときとなりました。
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午前中で生徒が帰宅した後、
私たちとMSJ校全教職員が音楽室に集まり、ランチをいただきました。
校長先生から聖霊の訪問最後の日として、お別れの挨拶をいただき、
本校の教頭先生からは、この2週間のお礼の意味とマリー・マッキロップの偉業を記念して、
現地校の校長先生へお花を贈りました。
来月中旬、今度は校長先生ら3人の先生方と23人のMSJ生が来日されます。
今日でいったんはお別れとなりますが、日本での再会が楽しみです。
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明日の午前8:00にMSJ校を出発します。
オーストラリアからの研修報告はこれが最後になります。
日本出発直後から多くの方々にアクセスをいただきました。本当にありがとうございました。

(※1:詳細はWikipedia英語版などでMary McKillopで検索してください。)
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オーストラリア海外研修(16) [2010海外研修]

こちらに到着した当初は天候に恵まれていましたが、その後気温が低く、曇りの日が多かったです。
今日5日も朝から曇りで肌寒く、午後にはシャワーのような雨が降りました。
しかし4時をすぎたころには、久しぶりに青空が広がりました。
久しぶりの星空を見上げたとき、ちょうど真上に位置するさそり座に、
長い軌跡を残す流れ星をみることができました。ちなみに、今朝の最低気温7℃、最高気温13℃でした。

MSJ校の学校体験は、今日を含めて2日間を残すだけとなりました。
明日はこの学校の創立記念式典があるため、授業に参加できるのは今日が最後です。
聖霊生だけのホームルームで今後の予定や様々な注意事項を連絡した後、
ホストのパストラル・クラスで通常の授業に参加しました。

中間休み「リセス」の時間帯を利用して、植樹が行われました。
MSJ校の校長先生が日本への原爆投下65年目の日を記念して、
原爆投下時の広島長崎の様子、そして平和のためのメッセージとお祈りがささげられ、
準備していただいた桜の木を植樹しました。
この場所は2000年に当時の聖霊のBr伊藤校長の意志により作られた、
Japanese Meditation Gardenです。
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今日のランチタイムには、MSJ校の教頭先生自らソーセージを焼いていただき、
多くの先生と共にいただきました。カンガルーとラクダの肉のソーセージも含まれていたようです。
姉妹校の交流は生徒のみならず、教員同士の交流も盛んに行われます。
中庭では缶詰を利用したコンペティションもおこなわれていました。
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MSJ校での最後の授業は、英語の授業です。
たくさんの新聞の中から、「オーストラリア的なもの」を切り取って、
グループ別に用意された大きな半紙にコラージュ的に貼り付けていきます。
完成した後、「最も印象に残ったもの」を発表していきました。
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授業終了後、学校近くのゴルフクラブへ移動し、引き続きホストとのお別れ会です。
双方の学校代表、生徒代表の挨拶、そして本校生徒の合唱披露、
さらには期間中に誕生日を迎える生徒のハッピーバースディーのお祝いもあり、
残り少ないホストとの時間、楽しいひとときとなりました。
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オーストラリア海外研修(15) [2010海外研修]

第2週の水曜日。今日はメルボルンの中心「city」まで電車で移動し、
cityの西にあるWilliam Anglissという学校を見学しました。

30人の生徒を海外の電車に乗せるだけでも大変で、
乗車券の説明と使用方法、乗降の駅名をしっかり教え、その都度人数点呼をとることになります。
電車を待っていると・・・ホームの右から電車が入って来るではないですか??
学校近くのWestonaの駅は特別のようで、こんな体験も海外研修ならでは。
途中、名古屋でも有名になったあのドーナツショップを発見。校外でのリセスタイムです。
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今回見学した学校は、高校を卒業後に進学する、technical and further education (テフ)という、
日本的表現では公立の職業訓練専門学校に相当する学校です。
専門学校といっても大学同様、学位certificate/diplomaが獲得できるとの説明で、
オーストラリア最大の規模で、45カ国からの留学生が在学しており国際的にも大変人気があるそうです。

ここで学べる内容は多岐の領域にわたりますが、観光・旅行に関係する技術が主となります。
ホテルやレストランなどのhospitality、patisserie、food technology、confectionery、など
観光業のtourism、ecotourism、event management、business management、など
豪州政府認可の唯一のインターンシップ(職業訓練実習)の課程を持つ学校で、
関連する各種業界とのつながりも大変強く、就職の成績も高いそうです。
学校内部には、広く数多い厨房、ホテルの客室、レストランなどがありました。
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留学生に対してのサポートも大変力を入れているようです。
日本人スタッフも、日本から来た学生も多く、
見学中にも幾人かの日本人学生が「日本の方ですか?」と声をかけてくれました。

見学後、この学校内のレストランで食事をいただきました。
もちろんこの学校の学生シェフ、学生パティシエ、学生ウエイターらによるレストランです。
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遠足というより、海外での社会見学で、国際的キャリア教育となった1日でした。
いよいよ姉妹校での生活もあと2日です。
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オーストラリア海外研修(14) [2010海外研修]

2週目の火曜日、この日はMMADD DAYという行事の日です。
まずは全校生徒が体育館に集まり、宗教的な礼拝で1日が始まりました。
MSJの全校の生徒達は、クラス・学年を超えた4つの「ハウス」というグループに分けられています。
礼拝の次は、その各ハウスのリーダーによるパフォーマンスです。
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徐々に、体育館はヒートアップしていきます。
現地校の先生方によるパフォーマンス、さらにこの日のメインゲストの登場で体育館は騒然。
そのはしゃぎぶり、騒ぎぶりは本校の生徒の比ではありません。
この日一番のゲストは、日本のパフォーマーである「いっこく堂」のように、
おじいさんやウサギの人形を使った腹話術で、とてもおもしろおかしく演じてくれました。
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中間休み「リセス」の後、いよいよMMADD DAY本番です。
ハウスごとに演ずる1つのパフォーマンスを午前中の2時間で完成させます。
その後、パフォーマンスの歌・ダンス・衣装・小道具等々などの様々な評価基準をもとにした、
ハウス対抗のコンペティションが午後に行われます。

本校生は、MSJのMMADD DAYとは別枠で、出発前に準備した浴衣の着付け、
書道、水墨画、折り紙、日本の遊びなどで、来室してくれるMSJ生に日本の文化を体験してもらいました。
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午後の各ハウスの発表に先立ち、聖霊生の歌と踊りが披露されました。
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MSJ校の校長先生も聖霊の生徒と共に歌ってくれました。
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午後のコンペティションでは、クーカンバという名のハウスグループが優勝しました。
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MSJの生徒達はとても元気で、今日のような行事では思いっきりはしゃぎます。
ハイトーンの声、はしゃぐ生徒数、そして何よりも声のボリュームはすごいものがあります。
しかし、この日の最初の企画である朝の礼拝でのお祈りの場面での静粛や声の統一感、
司会者やパフォーマーの話しや説明に対する真剣に聞く態度、集中力は実に見事でした。
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オーストラリア海外研修(13) [2010海外研修]

姉妹校滞在も2週目に入りました。今週は様々な企画、行事が予定されています。
その第1日目の1時間目、本校生だけのホームルーム。
週末の様子を聞いてみたところ、実に様々なところに出かけていました。
フットボール観戦、動物園、水族館、ショッピングなどなど。
フィリップアイランドのペンギンパレードを見に連れて行ってもらった、
あるいは2泊してグレートオーシャンロードへ出かけたという生徒までいました。
羨ましい話ばかりではなく、不満げにホスト家庭での様子を話してくれる生徒もいました。
2時間目は通常の授業をホストと共に受講しました。
あるクラスは、授業中に突然召集がかかり、途中から歌の授業になってしまいました。
おそらく今週に実施される行事のための練習だったと思います。
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リセスの時間には、ドーナッツ早食い競争が体育館で行われました。
手を使わない競技のはずが、突然、お箸を使うルールになったり、
競技が続いているのに、次の授業のチャイムが鳴ってしまい、
観客は帰りはじめてしまったり、いろいろ予期せぬ事が起こります。
第2ランドでは本校の教員が第3ラウンドでは本校生徒が1番で完食しました。
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3時間目は美術室へ移動し、オリジナルTシャツ作り。
日本語の説明だったとしても、とても難しい、デリケートな作業でした。
多くの生徒たちのTシャツはこちらの先生の延長作業によってなんとか完成させていただきました。
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お昼休みには、オーストラリア&日本クイズが開催されました。
質問に対して、4つの選択肢から正解を早押しボタンを押して解答するというもの。
問題が英語ですから、本校生徒は、なかなか答えることができません。
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最後の4時間目は、再び12年生の日本語授業のお手伝いです。
日本の「給食」についての質問をMSJ生に出して、日本語で答えてもらったり、
「給食」や「おべんとう」についてのスピーチを聴き、発音などをアドバイスしたりしました。
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2週目の初日、忙しくて長い一日が終わりました。
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オーストラリア海外研修(12) [2010海外研修]

写真右は、メルボルンの北、カールトン公園内にある王立展示館です。
この建物は今から130年前の1880年に開催された万国博覧会のために建てられました。
2004年に、この周辺のカールトン公園とともに世界遺産の文化遺産に登録されています。
写真左は、向かい合う形で建てられているメルボルン博物館です。
こちらに到着した初日、MSJ校訪問直前に内部を見学しました。
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こちらは真冬ですが、オーストラリアの花「ゴールデンワトル」が満開の状態です。
この花の黄色と緑がこの国のナショナルカラーです。
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MSJ校のご招待で、シティーの南、ヤラ川沿いのサウスバンクを訪問しました。
川に映る夜景がとてもきれいでした。
また、夜8時・9時・10時に、いくつか並ぶ塔から巨大なガスの炎が吹き出し、あたりを明るく照らします。
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MSJ校が私たち教員のために準備していただいた宿舎が、
シティーの西にある、ウイリアムズタウンという港町にあります。
ここから、湾の対岸にシティーが望めます。(3枚の写真からパノラマ写真を合成しました。)
MSJ校はさらに、ここから西へ向かった、アルトナという町にあります。
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オーストラリア海外研修(11) [2010海外研修]

学校体験1週目の最終日となりました。
本校生は特別に、この秋に来日されるR.T.先生による英語授業を受けました。
まずはオーストラリア独特の表現についてです。
「G'day」や「mate」などは聞いたことがありますが、
辞書にもないような単語が次々にでてきて、意味もなかなか想像できませんでした。

また、オーストラリア特有の動物の名前を学びました。
カンガルーやコアラもいざアルファベットでとなるとなかなか難しいです。

今回お世話になった英語の先生も当然のようにパソコンとプロジェクターを利用しての授業でした。
今回はたまたま物理の教室での授業で、理科に関係する掲示物などにも興味深いものがありました。
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教室を通り抜け、キャンパスの一番奥にある修道院の2階が本校生の控え室です。
毎日ここまでホストが迎えに来てくれ、そして一緒に帰宅します。
左端が日本語担当のY先生です。右の画像がMSJ校の正面玄関です。
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引率教員がほぼ毎日、生徒達の体調、食事、コミュニケーションをチェックしていますが、
今日は特別に週末の予定などをインタビューし、不安要素なども質問しました。
緊張を隠せない生徒もいますし、出かける予定の生徒もいれば、外出予定の無い家庭もあります。
比較しはじめたらきりがありませんが、それは日本の本来の家庭でも同じ事。
今の毎日の生活、そしてわずかな瞬間も、すべてが一生に一度しかないホームステイの体験です。
是非、有意義な時間を過ごして欲しいものです。



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オーストラリア海外研修(10) [2010海外研修]

 今回は3人の生徒に、ホストファミリーを紹介していただきます。

 私のHost Fatherは医師で、とてもフレンドリーで、様々な場所に連れて行ってくれます。Host Matherは看護師をしています。料理が上手でとてもきれいなお母さんです。Host Sisterもかわいくて、音楽が好きで、おいしい食べ物をたくさん教えてくれます。私は彼女が大好きです。Host Brotherは空手をやっていてとてもおもしろく、家族のムードメーカーです。そしてもう一匹、ペットのトカゲがいます。From K.A.
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 私のホストファミリーは中国系の家族です。ホストとして聖霊生を受け入れるのが今回で4回目だそうです。夕食はいつも家族全員でいろいろな話をしながら食べています。普通はお米を食べますが、日本と違って細長くパサパサします。最初はとまどいましたが、今は慣れて日本のお米がどんな物だったか忘れてしまったような気がします。夕ご飯が毎日楽しいです。From S.Y.
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 私のホストファミリーはホストシスターとその妹、そしてその両親の4人家族です。父のGerryはとても優しく、そして時に厳しく私たちに接してくれます。彼は仕事の関係で夜ご飯の時にしか顔を出しませんが、とても楽しい人です。母のRitaは外国に初めて来た私にオーストラリアのいろいろな事を教えてくれます。私は本当の母親のように感じます。そしてホストシスターのRebekahは親しく私に話しかけてくれ、同じ趣味である「アニメ」について楽しく語り合うことができます。彼女の日本語はとても上手です。彼女と一緒にゲームをしたり、とても楽しい時間を過ごすことができています。その妹のNaomiは一家のムードメーカー的な存在で、彼女といるととてもリラックスできます。彼女はとてもおしゃれです。猫のTussも大事な家族の一員です。彼女の行動は家族全体を明るくしてくれます。彼女と遊ぶことが私の日課になりつつあります。
 私はまだこの家族の一員として生活を始めてから6日しか経っていませんが、この家族とずっと前から生活していたように感じています。留学を経験した人がよく言いますが、私にも第2の家族ができました。ホームステイをして本当に良かったです!From M.U.
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オーストラリア海外研修(9) [2010海外研修]

学校体験4日目を迎えました。
1時間目、コンピュータ教室に移動し、MSJ校生の作成による歓迎ビデオメッセージを見せていただきました。
MSJ生の日本語による解説「MSJの生徒はみんな優しいです。でも、怖いところもあります。」
(バスに乗るときのシーンが映し出されました。こちらでは順番に並んで乗車するということがないようです。)
「なぜなら・・・・、早く帰りたいからです。」
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歓迎ビデオを見終わった後、聖霊の生徒からも質問が飛び交い、授業の実態が明らかになってきました。
1:授業中にiPodを聞いています。→語学の授業の場合は、練習のために許される場合があります。
2:授業中にペットの水を飲んでいました。→水を飲んでも怒られません。
3:授業中にリンゴを食べている生徒がいました。→今年から75分の授業になったので、「体によい物」は授業中でも食べて良いことになっています。
4:数学の時間に電卓を使ってました。→こちらでは数学の授業で電卓を使うのが普通です。
今、日本でもiPadが人気になっていますが、こちらの学校では教科書の代わりに、
すべての教科書の内容を入れ込んだiPadを生徒全員に持たせようか・・・・という驚きの話も出ているそうです。

2時間目、フランシス先生によるスコーン作りの実習です。
もちろん作り方の説明はすべて英語。丁寧にゆっくり説明してくれますから、生徒にも十分理解できたはず。
どのグループもおいしそうに焼き上がり、ジャムとクリームを塗っていただきました。
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072909.jpgお昼休みには、MSJのアニメ部の招待を受けました。
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