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オーケストラ部 日独文化交流演奏旅行(6) [2013オーケストラ部]

朝、カーテンを開けると、窓の外はすっかり雪景色と化していました。
昨夜のうちにさらに雪が降り積もったようです。

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今日は9時ごろホテルを出発しました。
ウィーンからヴュルツブルクまで約650㎞の大移動の始まりです。
日本でイメージすると名古屋から東京を越えて福島ぐらいまで移動する距離になります。

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昼食はバスの車内でとり、午後2時ごろレーゲンスブルクに立ち寄りました。
世界的に有名な少年合唱団の学校と寮を見学するためです。
「レーゲンスブルク ドームシュパッツェン」は975年につくられた1000年以上もの歴史をもつ少年合唱団です。
教会のごミサではもちろん、世界各地を舞台として演奏しています。
日本ツアーも過去6回経験しており、2011年4月には震災のチャリティーコンサートを開催、
8000ユーロも寄付してくださったそうです。

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私たちは初めにホールに案内され、学校と寮についての説明を受けた後、
施設内を見学させていただきました。
個室、食堂、レッスン室、自習室、教室、図書室、室内プールなど、
いずれも清潔感に溢れた環境でした。
見学中にはかわいらしい少年たちが何人もニコニコと微笑みかけてきて、
生徒たちも「かわいい」「かわいい」と連呼していました。

そしていよいよ、リハーサルの見学です。
先ほどまであどけなかった少年たちの表情が一変、教室中に重厚なハーモニーが響き渡りました。
まるで教会にいるようです。
あまりの美しい響きに鳥肌がたつような感動を覚えました。
思わず感涙してしまった子さえいました。

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感動の余韻に浸りながら少年合唱団のマネージャーさんとともにレストランで夕食をとりました。
今日のお礼にということで私たちもハレルヤコーラスを歌いました。
いつでも、どこでも聖霊生はハレルヤコーラスを三部合唱で歌えてしまうのですからたいしたものです。

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夕食を終えた後、再びバスで移動し、ヴュルツブルクについたのは22時過ぎでした。
本当に長旅、お疲れさまです。

実はこの夜、つい先ほど見学した少年合唱団のドキュメンタリーがテレビで放送されました。
10歳から18歳の少年が所属しているのですが、特に小さな子は寮生活でのホームシックに耐えながら、
日々のレッスンに励んでいることがわかりました。

今日は実に貴重な体験をすることができました。
そして明日は2回目の演奏会を開催します。
この旅行中に肌で感じたヨーロッパの歴史や文化、音楽の素晴らしさを、
私たちが表現する音楽へとつなげていきたいと思います。

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